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2011年度活動報告/ファミリーキャンプ


雪遊びキャンプ!                2012.01.28-29 栃木県日光市
 年に1度のお楽しみ、雪遊びキャンプ!今回はこどもコースを新設し、初日は「親子組」「こども組」の2班に活動を分けて行いました。氷点下10度の銀世界、雪はふわふわ、サラサラで、親子組はそり遊びと雪穴掘りを楽しみました。そりは滑ろうと思えばどこまでも雪原・・ですので、おチビちゃん用に短めの(といっても3メートルくらい?)の滑り台を手作りして。斜面をのぼっては下り、のぼっては下り・・で雪まみれになって、楽しみました。
  
 雪穴は、ショベルを使っての力仕事。雪の吹き溜まりに掘った穴から出たり入ったりのこどもたち、かわいいですね。
※初日の「こども組」の活動については、こちらのページでご覧ください。
 たっぷり遊んだ後は、お宿に帰って、あったかお風呂。夕飯をいただいてから、自由参加の懇親会で、参加者同士おしゃべりの花が咲きました。こどもたちはたくさん遊んだから、すぐに夢の中・・でしたよ。

  
 2日目の早朝。毎年宿の裏山にシカの親子が出没するので、今年も・・と期待していたら、やっぱり!遊びに来てくれました。みんなで窓越しにご対面。元気に飛び回る小鹿をお母さん鹿がそっと山に連れ返していました。
 森林公園に出かけると、動物の痕跡がたくさん!鹿の足跡やフン、抜け落ちた毛、モグラの穴や、リスがまつぼっくりを食べた跡・・楽しい発見がいっぱいでした。この日は親子組とこども組いっしょになって、雪だるま作り。東京の雪と違って、固まりにくい雪でしたので、そこはみんな工夫して。いろんな雪だるまができました。(ちなみに下の写真はスタッフ作)

  
 こども組も雪だるまを作っていたはずだったのに、雪を積み上げているうちにいつの間にかおうちのようになってきて、小さな子が入れるくらいのアイスハウスが出来上がりました。屋根をつけるのはちょっと難しかったね。また来年再挑戦!かな?そしていよいよ雪合戦〜!マザーツリーの雪合戦は毎年かなりの本気モードで戦いが繰り広げられます。今回は子どもが多かったので、投げる方向があっちこっちで、キーパーは助かった〜〜というところでしょうか。
 今年も雪を満喫したキャンプになりました!

  

父と子のワイルドキャンプ!          2011.10.01-02 若洲キャンプ場
 秋のキャンプは、お父さんとこどもで自然の中でいい時間を過ごしてもらいたい!と企画した「ワイルドキャンプ」。野外で「寝る」「食う」「遊ぶ」ために、父子で様々なことに挑戦です!
 まずは寝床を確保するところから。ふたりで協力し合い、テントを張ります。テント村ができあがるとこどもたちは大喜びで出たり入ったり。夜が待ち遠しい様子でした。
 お次は食べるための箸作り。ナイフを手に慎重に竹を削っていきます。お父さんの助言や手ほどきを受けながら、こどもたちも真剣なまなざしで作業していました。ちょっといびつだけれど、それがまた手作りの良さ。お父さんたちが次第に無言になってきて、静か〜な時間が流れていました。途中飽きてしまった小さな子たちには、松林の中でのまつぼっくり拾いを手伝ってもらいました。
 さあ、そのまつぼっくりと林の中に落ちていた小枝を使って、1日目のメインイベント、野外炊飯です。今回は「自分たちのごはんは自分たちで作る」ことを目標に、かまどは1人1基。自分で火をおこし、飯ごうでごはんを炊きました。
  
 飯ごうをかけている間にじゃがいもを火にくべ、厚切りハムをソテーして。誰かごはんをこがしてしまうかなあ?と思っていたのですが、意外と皆さんまめにチェックしていたらしく、ごはん炊きは大成功!あつあつのきのこ汁とともに、おいしい晩ごはんができあがりました。「うまい!」の声、続出。そりゃあ自分たちで薪で炊いたごはんですもの♪見事に完食です。
 あと片付けをしたあとは、お楽しみの焚き火タイム。マシュマロを焼いて、火にあたりながらのんびりした時間を過ごしました。1日目のプログラムはここで終了〜。テントの中で、父子でどんな夜を過ごしたかな?
  
 2日目。パンやスープで朝ごはんを済ませ、海へ。この日はみんなが楽しみにしていた釣り体験!スタッフから竿の扱い方や仕掛けの説明を受け、父子で挑戦です。釣り糸をたらすといきなりアタリが来て、テンションは一気に上がりました!釣れたのはサッパでしたが、こどもたちは大喜び。結局みんなでサッパを30匹くらい、それからカマスを1匹釣ることができました。
 雲行きがちょっと怪しかったので、テントの撤収を早めました。次に使うことを考え、手入れをしながら丁寧に片付けます。作業をしながら雑談しているお父さんたちの姿、ほのぼのしますね。
 昼食後はみんなでお遊びタイム!「ハンカチ落とし」は大盛り上がりでした。だって罰ゲームはこどもたちのリクエストによる「動物のものまね」。大のおとなが「パンダ」「コアラ」「ゾウ」「サル」などに変身させられちゃうんです。忘れられないヒトコマです。
  
 そしてこどもたちは木登りに挑戦。上手な子の登り方を小さな子たちが見て覚え、何度も何度も上を目指してがんばっていました。お父さんたちも嬉しそうに目を細めて、こどもたちを見守っていました。
 最後に思い出のおみやげ作り。石を拾って、ストーンペインティングです。魚や焚き火、テントなど、思い思いの絵を描きました。
 お母さんがいないお泊りが初めて!という方が多かった今回のキャンプ。父子でふれあういいキャンプだったなあと感じています。自然の中でのびのびと過ごし、お父さん方もアウトドアの楽しみ方をしっかりマスターしました。どうぞご家庭に持ち帰っていただき、今度はお母さんも一緒に、ご家族でお楽しみくださいね!
  

春のファミリーキャンプ!            2011.05.03-04 若洲キャンプ場

 GWのファミリーキャンプは、マザーツリー初のテント泊のキャンプ!親子で力をあわせて、テントを張ることから始まりました。今まで張ったことがなくても大丈夫。スタッフから説明をうけ、チャレンジ!難しそうに思えたことも、実際にやってみると意外と簡単。「こうなってるんだ〜」と、皆さん上手にテント張りクリア!今回は初日の天気予報が曇りのち雨だったので、雨対策をしっかりと。タープを張り、薪も雨が落ちる前にたくさん拾いました。
 晩ごはんの支度は、かまどの火おこしから。これも自分でやってみて、覚える。小枝を組んで、マッチを擦って火をつけた新聞紙をくべ、火を大きくしていきます。飯ごうでごはんを炊き、鍋でカレーを煮て、おいしいカレーライスが出来上がりました。
 夜になり雨が降り出したため、食後はタープの下でランタンの灯りをともして、ゆったりと。しりとり大会が始まり、これが白熱!無理やり終わりをつくるまで、楽しい夜は続いたのでした。雨の音をききながら、おやすみなさい・・・。

  
 翌朝は快晴!朝日を浴びながらの朝食は、気持ちのいいものです。食事が済むと、みんなで海の散歩に出かけました。岩場にあがると、フナムシがいっぱい。ちょうど潮が引いていて、岩の間をのぞきこんでカニをつかまえたり、貝を拾ったりして遊びました。
 そしていよいよ楽しみにしていた、ダッチオーブン料理!焚き火パンと、鶏と野菜のまるごとローストをつくりました。じっくり炭火で焼いた料理に思わず「うまい〜!」。お腹も大満足したところで、そろそろキャンプも終わりが近づき、お日さまに当てて、乾かしておいたテントを撤収。サイトをきれいに片づけて、お疲れさまでした!
 宿舎利用のキャンプとは違い、「寝る」「食べる」を自分たちの手でつくるキャンプ。みんなで協力して、仲良くして、チャレンジを重ねたキャンプでした。便利なものから離れて、ちょっぴり野性にもどり、野外で過ごした経験はきっと、どこかで活きることでしょう!