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2011年度活動報告/おいしい野遊び教室

おいしい野遊び教室【冬】            2012.02.19 江戸川区富士公園
 冬のおいしい野遊び教室、今回は江戸川区で開催♪今回もたくさんの親子が集まって下さいました!まずはいろんなポーズをとって、からだの体操。親子で楽しみながら行いました。そしてメインの野遊び、ダンボールそり♪最初の1人目って勇気いりますよね。丘の上からお母さんがまずスタートすると・・思いのほかよく滑って、ススキ原まで突っ込んで〜止まった・・・。とっても楽しいパフォーマンス(?)にみんなのテンションも一気にあがり、その後は「うわぁ〜〜」「きゃ〜〜」の声が響き渡ったのは言うまでもありません。こどもたちも楽しんでましたが、それ以上に大人が楽しんでいましたね。でもお父さんお母さんが楽しいと、こどもも嬉しい♪みんなの笑顔がいっぱいでした。
  
 そりを楽しんだ後は、みんなでお昼作り。けんちんうどんをつくりました。年中さん年長さんくらいの子には包丁を使って野菜を切ってもらい、小さな子はきのこやこんにゃくをちぎるのを手伝ってもらい、みんなやる気満々でしたね。大きなお鍋にたっぷりのおいしいうどんが出来上がりました♪
 お昼を食べた後も、全員で遊びました。ボール蹴りをしたり、影踏みをしたり。いちばん盛り上がったのは、色オニかな。1日があっという間に過ぎちゃうくらい、楽しく遊んだね。
 今日出会ったばかりの人たちが、仲良く一緒に遊んで、ごはん作って。草まみれ、土まみれになっても、へっちゃら。自然も人も地球もつながって、いい感じ♪の冬の野遊びでした。

  

おいしい野遊び教室【秋】            2011.11.20 都立木場公園
 秋のおいしい野遊び教室は1回雨で流れ、延期した日はいいお天気に恵まれました!今回は皆さん、幼児親子でしたので、アイスブレイクもおゆうぎ風に。みんなでうたっておどって、教室の始まりでーす♪公園内は紅葉がきれいで秋まっさかり。秋の色・秋のもの探しをしてみました。みんなが持ってきたものは本当に多種多様。大きな葉っぱ、色とりどりの葉っぱや木の実。見ているだけでワクワクしてきましたね。
 小枝も拾って来てくれたので、今回のアウトドアキッチンで「やきいも」と「きのこ汁」つくりが始まりました。いちばん大きなお兄ちゃんにマッチで火つけをお願いし、火を焚き始めると同時にお料理開始〜。おいもを新聞紙とアルミホイルで包み、キノコ類をほぐし、こどもたちもはりきってお手伝いです。


 火をキープするために、焚き火にふーっと息を吹き込んでくれる子、薪をくべてくれる子、役割はさまざまでしたが、みんなで一緒につくったきのこ汁が大鍋に出来上がり「おいしそ〜!」。おいももいい感じで焼きあがって、ランチタ〜イム♪おいもをほおばってみんなニコニコ。おいしかったよねー!
 食後は森でドングリを探してきて、コマをつくってあそびました。形によって回り方もいろいろユニーク。笑いあり笑いあり・・の楽しい秋のおいしい野遊びとなりました!



おいしい野遊び教室【夏】            2011.07.10 都立木場公園
 梅雨明けして青い空がまぶしい夏の日の「おいしい野遊び」は、お日さまの力を利用しての「おおきなパン焼き」と、色とりどりの旬の「野菜のオーブン焼き」。日差しは強いけれど木陰は涼しくて、木漏れ日の中親子でアウトドアクッキングを楽しみました。粉から始めるパン作り、その感触に大喜びのこどもたち。「粘土みたい〜!」手をべたべたにしながらも、最後はふわふわのまんまるパンがたくさんできました。日なたに置いてお日さまの熱でおおきなパンにしてもらっている間に、今度は夏野菜を洗って、切って。今回は簡単な作業が多かったので、こどもたち大活躍です!野菜の名前もよく知っていて、感心〜!調理するために火を使いたかったので、小枝も拾ってきてもらいました。おこした火に薪をくべてみることにも挑戦しましたよ。
  
 おおきなお鍋ではおおきなパンが、ダッチオーブンの中では夏野菜が蒸し焼きに。みんなのお腹はぺっこぺこで「いただきまーす」と焼きたてパンをほおばって、にこにこ笑顔。お野菜もたっぷりいただいて、ヘルシーなランチでしたね。みんなでお片付けをしたあとは、原っぱで虫さがしをしました。こんなに暑いと遊んでいる人も少ないんですね。草むらにも人が入っていないから、バッタが3匹捕まりました。チョウチョも捕まえたかったけど、今回は残念、逃げられちゃいました。そして広い原っぱを前にすると、どうしてもリクエストが出るのが、靴とばし。この日も青い空にみんなの靴が飛んでゆきました〜!
 自然の中で、食べて、遊んで、夏を満喫した1日。地球とつながってるね、私たち!

  

おいしい野遊び教室【春】            2011.04.17 都立木場公園

 綺麗に晴れ渡った春の日。毎年恒例の草だんご作りが行われました。この日1日みんなで仲良く過ごせますように、親子で、とびっきりの笑顔で手を取り合って、ごあいさつ!初めての参加でも、ほーら心はもうウキウキ♪
 さっそくみんなで野原に出て、ヨモギ摘み。「これがヨモギだよ」と説明すると、子どもたちは身を乗り出してきて、しっかり学習。まあ何て好奇心旺盛なんでしょう!「あった!」「ここにも!」と葉っぱを1枚1枚丁寧に摘み取りました。
 採ってきたヨモギをよく洗い、鍋でやわらかく煮ます。それをすり鉢でよく擦って、おだんごの粉と混ぜ、お水を加えて練りました。粘土あそびみたいだね♪生地をころころ小さくまるめて、お湯でゆでたら、ピカピカの若草色のおだんごのできあがり!あんこときなこをかけていただきました。自分たちで摘んだヨモギだから、味も格別!とってもおいしくできました。
  
 
 食後には「春探しゲーム」をしました。カードには16個の春が。さあ、いくつ見つけることができるかな?綺麗な色のお花や、ダンゴムシの赤ちゃん、木の芽、アリンコの巣・・・親子でいっしょになって、地面を這いつくばってみたり、木の上を見上げたり。公園にはいつのまにか、もう春がいっぱいきてるのですね。
 震災から1か月、ようやく活動が再開でき、自然の中でみんなが笑っている光景をみて、とても嬉しく思いました。ひとの力ではどうにもならない自然も、今日のように私たちを優しく包んでくれるような自然も、あらがうことなくすべてを受け入れて、ともに生きてゆければ。私たちは自然から学んだことを、新たな暮らし方につなげていきたいですね。