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2011年度活動報告/森のようちえん【親子クラス】

【春】編                       2012.03.18 都立夢の島公園
 森のようちえん・親子クラスの最終回。今年度は本当にたくさんの親子に遊びに来ていただきました♪今回はいつもよりちょっと写真を多めにして、みんながどんなことをしてようちえんでの時間を過ごしているのかを、ご紹介します!
 いつものように原っぱで靴とばしやかけっこ、そして大きなクスノキにごあいさつ。木登りをさせてもらったり、雨上がりの大きな水たまりを遊んだり。春が来て、出てきた野草には、お父さんお母さんが夢中になっていましたね♪

  
 森の中ではとんでもなく大きな木の切り株で遊び、妖怪の森?ではヘンな木の実を見つけ、切り株の中身が腐ってできた不思議な穴ぼこが気になって気になって、のぞいてみたり突っついてみたり・・のこどもたち。
  
 お父さんお母さんといっしょになって、のこぎりも使ってみました。輪切りにした木に絵を描いてメダルをつくりました。そして森のお話し会。こどもたちにも、お父さんお母さんにも、やさしい静かな時間が流れます。
  
 毎回その日の天気やフィールドの状態によって、またこどもたちの興味によって、どんな遊びが展開されるかは変わってきますが、森の中で過ごしていくうちに、こどもたちも、お父さんお母さんたちも、どんどん「森の人」になっていくみたいです。いい笑顔、いい時間。森のようちえんは、そんな場所です。また次年度も、どうぞ遊びに来て下さいね♪

【冬】編                       2011.12.18 都立夢の島公園
 冬の森のようちえん。寒いけれど、今回もたくさんの親子が集まってくれました。毎回恒例の靴とばし、トップ3は相変わらずお父さんたちだけれど、今回はなんと4位に5才の男の子が入ってきました。積み重ねのなせる技!がんばれこどもたち!!
 大きなクスノキをみんなで手をつないで囲んで空を見上げ、そっと目を閉じ、森の声に耳を傾け・・「こんにちは」とタッチしたときの写真が下にありますが、まるで森の精霊がみんなを包んでいるように見えたのは、私だけでしょうか・・?少し体を動かしたくて、しっぽとりゲームをして、さあ、いよいよ森遊び。今回は森のクリスマス会をやろう!といことで、全員でサンタのおうち作りをしました。

  
 こどもたちはいつの間にか本当にたくましくなって、大きな子は丸太を運んできたり、小さな子だって自分の持てる枝を探してきたり。みんなそれぞれにいろんなイメージがあるのでしょうね、「ここが入口」「これはトンネル」などなど、スタッフが想像していた以上のおおきなサンタのおうちができました。玄関にはつるでつくったリースが飾られ、小枝を組んで作ったお星さまもありました。おうちの外には丸太と枝でつくったトナカイが2頭。おうちのなかにはサンタさんの座る椅子。大作です!みんなでクリスマスソングを歌って、すてきな森のクリスマス会になりました。
  

【秋】編                       2011.09.11 都立夢の島公園
 9月といえどもこの日は暑い1日でした。でも夏の終わりは秋の始まり。ようちえんは恒例の靴とばしからスタート。秋空にむかって、靴がポーン!トップ3はやっぱりお父さんたち。チビッコからは羨望のまなざし。さすがですね!
 大きなクスの木の下で、お歌をうたって木にごあいさつ。木に触れると、いい気持ちになるのかな。毎回遊びに来てくれるお友だちは抱きついていましたね。
 そして森のおはなし会。今回はうんちとそこに集まる虫たちによる森のいのちの循環のお話。木陰で絵本を読んだあとは〜豊かなる大地に目を凝らして、秋の自然さがし!

  
 公園内を親子で散策、さあどんなものが見つかるかな?探検からもどってきたこどもたちは得意げに、袋いっぱいのセミの抜け殻、鳥の羽、きのこ、ドングリ、栃の実、まつぼっくり、赤い葉っぱ・黄色い葉っぱ、エノコログサ・・・などなどを見せてくれました。すごいねー!すてきなものがいっぱいだね♪テーブルに並べて、ちょっとした展覧会ができました。
 そして自由あそびの時間には、落ち葉をかき分けて虫探しをする子、木登りする子、丸太をたたいて音楽会をする子、木のブランコで遊ぶ子、原っぱでバッタを追う子・・遊び方は様々ですが、今回はみんなが自然に臆することなく「おもしろそう!やってみようかな」って、お友だちやパパママといっしょになっていきものや木とふれあって、初めてのことにもチャレンジしていた姿が印象的でした。自然の中での「育ち合い」を感じたひとときでした。
 次回はクリスマスの季節。またいっしょにあそぼうね!

  

【夏】編                       2011.06.19 都立夢の島公園

 「森のようちえん2011」が開講しました!雨上がりのふわふわの原っぱにたくさんの親子が集まってくれました。マザーツリーの森のようちえんは、最初に大きなクスノキにご挨拶をしてから遊びを始めます。「今日も元気に遊びまーす!」親子で原っぱに飛び出して、さあ、夏の原っぱではどんな出会いがあるでしょう?
 草の香りに包まれながら、駆け回るだけだってうれしくて仕方がないのに、小さな黄色や青色の花、クローバーの畑、シロツメクサを上るてんとう虫、一生懸命エサを運んでいるアリンコ・・・こどもたちの興味を誘うものがあちこちにあって。パパやママと発見しては感動を共にする、そんな姿がみられました。
 大きなクスノキに登りたくて、太い枝にしがみついて挑戦するこどもたちも。この前はできなかったことも、今回は少し上手にできるようになって、こどもってパパやママに見守られながら、こうしてゆっくりこどものペースで育っていくんですね。
  
 今回の森のおはなし会は、ちょっとリラックスして。森のまん中で寝転んで、お話を聞きました。上にひろがる森の風景、素敵でしたね。森の精ってホントにいるかもしれないね。
 森に遊びに来てくれたみんなのお守りになるように、森から枝を少しだけわけていただいて、ペンダントをつくりました。小さな子もパパやママといっしょに、のこぎり体験してみました。
 最後にみんなでペンダントをつけて、はい、ポーズ!またいっしょに森で遊ぼうね!